IMG_1546

↑画像の使い回しが目立ちますね。
本記事〈➣リンク〉で予告したSEIKO5−SNK357KCのベルト交換について詳しくやっていきます。

【革ベルト化】
 王道過ぎて新鮮味に欠けますが、この時計には革ベルトが良く合います。
 私は牛革、クロコダイル柄型押しの黒にしました。Amazonで安く(1,500円位)売っていたもので、Dバックルも元から付いてきました。あと200円出してプッシュ式Dバックルのものにしておけば良かったと後悔。
 ネット上でも革ベルトは良く見ますね。白革、はちょっとなぁと思いますが、茶色のワニ革(風)とか良いセンスですよね。黒革だと暗くなり過ぎです。

 取り付けは、純正のブレスを外し、代わりに付けるだけです。革ベルトが付いた状態でバネ棒を縮める時(ベルトを外す時)には、かん足を支点にバネ棒外しをテコのように使ってベルトのバネ棒穴にバネ棒外しの先端が入るような感覚を目指すと楽です。(下図)バネ棒外しをベルトと垂直にしてバネ棒を縮めようとしても革ベルトが硬くてつっかえます。
IMG_20160505_172147



【無垢ブレス化】
 これが本題です。
 ファイブの遊び方としてはムーブメントいじり、精度追い込み、ケース改造、針、文字盤交換などテクニカルなものもありますが、ベルト交換も重要です。ファイブの純正ブレスはコスト削減の影響か評判があまり良くないのか、革ベルトに替えるなどされる方が多いようです。無垢ブレス化もそうですが、加工しなければならない事もあるため革ほどメジャーではないようです。
 SNK357KCの無垢ブレス化はネット上に見られませんでしたので夏も近いことですし、やってみました。
 ファイブの無垢ブレスといえばジェランチャですが私は通販はコンビニで受け取ることにしているのでAmazonを捜索。レビューを読ませてもらい、性懲りもなく一番安いモノをチョイス。評価は割と良かったので問題ないでしょう。
 通販の場合、ブレスのエンドピースをちゃんとみておく必要があります。ラグ幅は基本ですが、勝手に見ないで注文して、レビューで低評価つける人はやめてほしいと思います。後で触れますが、バックルを交換する場合はそちらの幅もチェックします。
IMG_1453

↑明らかに使い回し前提の絵。ロゴこそ無いがGSを意識してますね。

【工程】
 
IMG_1423

↑届いた状態。安かったが良いですね。バックルは何としてでも替えます。片プッシュ式は使いづらいと思います。
IMG_1573

意気込んで着けるも、弓カンエンドピースがちゃんとフィットしないぞ。加工開始です。
〈中ゴマ継足し弓カン装着法〉
IMG_1567

↑中国の設計者は加工を前提としてないようで、分厚いステンレスで弓カンを作っています。
 曲がらないし、切削も一苦労です。良い機械があればいいですが100均ヤスリでは限界があります。
 よってこのエンドピースは破棄。

IMG_1564

コマ抜きします。専用工具もありますが、先細ヤスリなどで突けば事足ります。
↓木槌で叩きます。
IMG_1565

IMG_1562

取れたコマと割ピン。エンドピースも同様に固定されているので取れます。あとはこのコマから中ゴマを奪取。

IMG_1561

両サイドのコマをペンチ、プライヤーで掴んでひねり、ぶっ壊して中ゴマを強奪。↑残骸です。

IMG_1574

エンドピースの代わりに中ゴマを入れ、割ピンで固定。空いた穴に細めのバネ棒を差し込み、純正の弓カンをつなぎます。純正の弓カンは5連ブレス用なので中央部をニッパーで切り、ヤスリで削り取ります。中ゴマが入るように少し削りました。

〈バックル交換〉
 せっかくなので純正の5盾ロゴ入り両プッシュバックルを使います。

IMG_1566

バックル部分と固定用ピンのついた板(呼び方が分からない)、ブレスはバネ棒でついています。バックルのサイドの穴からバネ棒を縮めて外します。

IMG_1425

ブレス固定のピンとバックルのピン受けがちゃんと合うように調節しながら固定。バックルのサイドのバネ棒穴がいっぱいあるので調節できます。本来はブレスのフィット感の微調整用なのでしょうね。

IMG_1471

完成。

 最後にブレスのサイドの角が立ち過ぎていて気に入らないので面取り。#400のペーパーを使用。
純正弓カンはセンターにポリッシュのラインが入っているのでそれもペーパーで消します。
IMG_1578


完成。純正と比較して質感、装着感が向上したと思います。写真で見るとあまり変わってないような気もします。。。
IMG_1579


〈無垢ブレス画像集〉
SNK357 無垢 5盾 着用

手のひら側から。
SNK357 無垢 着用 対面ビュー

傍から見るとこんな感じになるようです。
SNK357はケース径36mmと小ぶりですが、こうして見ると腕とのバランスが良いです。

〈以下、使い回しの無垢ブレス画像集〉
IMG_1437

IMG_1438

IMG_1733

↓作業場風景。時計いじりの為に新たに道具を買った事は無いです。ピンセットは自分で研磨して先細にし、非磁性ピンセットは割り箸を肥後守で削って自作、キズミルーペも10倍凸レンズ(おもちゃの顕微鏡の接眼レンズ由来)と望遠鏡の接眼部分と針金で自作。
IMG_1569


〈copyrights@sugi5cats〉